LASSEN INFO:エコロジー ラッセン


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海の生命を守るために今、自分ができることをしたい。

Chapter06.Let’s Save The Earth Together!(みんなで地球を守ろう!)

モーニング ブルー海面上昇は私に多くの警告を与えてくれた
今、私が最も身近に感じ、そして深く憂慮している環境問題は、地球温暖化がその原因と考えられている海面上昇です。
南極の氷、世界各地の氷河は、地球温暖化、海水温の上昇により今こうしている間にもどんどんと溶けています。そして溶けた氷は海面を押し上げ、ツバルやモルディブなどの国土の水没など地球規模での様々な問題の原因となっています。
タヒチで私はある体験をしました。
これはぜひ皆さんにも知ってほしい私自身に起こった出来事です。
私はタヒチの海、そして大自然が大好きです。以前から絵を描きに、そしてサーフィンやダイビングを楽しみにこの島を訪れています。タヒチ島から飛行機で約40分ほどの距離にある美しい島・フアヒネ島にアトリエも建てました。このフアヒネ島に、15年ほど前に初めて訪れた頃から大好きで、島に滞在中は毎日のように散歩している美しいビーチがあります。フィティという町の近くにそのビーチはあります。ビーチは初めて訪れた15年ほど前には、美しい砂浜の幅は約15メートル、狭いところでも少なくとも10メートル以上はありました。それが15年たった今、海面上昇によってビーチの幅が2メートルしかない場所もあるのです。
もう一つ日本の皆様もすでにご存知かもしれませんが、ハワイ諸島のある島では、プライベートビーチが海面上昇による波に浸食されてどんどん失われていき、今では波がホテルの建物のほんの間近にまで打ち寄せているという場所があります。美しかった白いビーチは消滅し、ヤシの木は波によって根こそぎ倒されてしまいました。そこにビーチがあったことさえ昔話になろうとしています。以前は、ビーチが消滅するなんて誰も想像さえしませんでした。でも、これが今の地球の現実なのです。

地球環境の問題は私自身の問題でもある。

私の大切なハワイと海について、もう少し話をさせてください。私はほとんど毎日のようにサーフィンに出ています。海の変化はこの目とそして肌で感じています。
少年の頃に移り住んだ当時のハワイの海と現在を比較してまず気がつくのは、魚たちの絶対数の現象です。以前は我々がサーフィンをしているその下の海中には、驚くほどたくさんの種類の魚たちが群れ泳いでいました。ハワイでサーフィンを体験する人々が、多くの魚たちの姿を目にするのは容易なことでした。でも、現在それはほとんど不可能に近いことです。日常的にサーフィンを楽しんでいる私たちでも、昔のように様々な種類の美しい魚たちの群れに出会うことはありません。それほど多くの種類の魚たちが著しく減ってしまったのです。
今、地球温暖化による海水温の上昇が原因の一つに考えられる生物の変化により、ハワイ近海のサンゴは生存の危機に直面しています。場所によっては壊滅的な被害を受けています。私が少年のころ、多種多様な色があふれていた、生き生きと鮮やかに彩られていたサンゴ礁は、いまやもう見る影もありません。茶色く変色してしまい再生することが不可能な状態の場所が多く見られるようになりました。海の中の景色が全く変わってしまったのです。サンゴの死滅によってサンゴ礁を棲み家としていた、たくさんの種類のコーラルフィッシュをはじめとする海洋生物もまた激滅してしまいました。サーフボードの下に寄ってくるほどいたたくさんの魚たちの姿は、今では夢のようです。
私に様々なイマジメーションと生きるエネルギーを与えてくれた海と生き物たち。いや、今も私に与え続けてくれるこの海に今私ができることは何かを、自分自身の問題として真剣に考えています。

チームマイナス6%への参加は、私にとっての必然だった。

モーニング ブルー海面上昇の原因と考えられている地球温暖化への危機感は、私の中でとても重要なものとなり大きくなっていました。どこかのタイミングで地球温暖化をストップする行動を自分も起こさなければならない、温暖化を止めるプロジェクトに参加しなければならない、という気持ちを強く持っていました。何か自分ができることを少しでも早く始めなければという気持ちに後押しされ、また、チーム・マイナス6%の設立趣旨に強く賛同できたのでプロジェクト参加を希望しました。
チーム・マイナス6%のメンバーで海外在住者は私が初めてということですが、地球温暖化をはじめとする環境問題に国境はありません。いや、国境がないだけではなく国家や人種、宗教をはじめとする既存の枠組みとは別のパートナーシップで取り組んでいかなければならない問題なのです。世界中の人々が環境に負荷をかけないライフスタイルを実践し、そのひとつひとつの小さな積み重ねが大きな波となって地球規模の環境を変えていく、私たちにはまだそれができるはずだ、と私は考えています。
私自身もできるだけ環境に負荷をかけない生活を心掛けています。過剰なエネルギーを使わない生活、電力を消費しすぎない生活実践しています。たとえば、使い終わったらすぐに電気製品のスイッチを切るなど、それは当り前のことですが、積み重なって大きな効果を生み出すと信じて実行しています。地球温暖化を進めてしまったのも私たちであり、歯止めをかけることができるのも私たちだけなのですから・・・

自然は美しい。だがそれは壊れやすく脆いものだ。

最近、私は「あなたが作品に込めている環境保護へのメッセージは?」という質問を受けます。いつも決まって私はこう答えます。「アーティストのメッセージを作品から読み取る、などということは私の作品に関してはあまり考えないでください。それより、とにかく作品を見てそして何かを感じてください。それが一番大切なことなのです。」
人間は幸せを感じたらそれを誰かに分けてあげたくなる、人間とはそういうものだと私は思います。私の作品を観てあなたが「きれい」だとか「かわいい」という気持ちになってくれたなら、それはたとえ一瞬でも幸せな時間であると私は思います。そして、そのほんの小さな幸せからも何かが生まれるはずだと私は信じています。あなたが、自然やそこに生きる生き物たちの美しさに気がついたとしたら、その幸せはまた誰かに繋がっていくと私は考えています。
私は毎日のように、ハワイの海の美しさやそこに生きる生き物たちの美しさを描くと同時に、環境の変化の進んでいく方向にも目を配っていました。私にとって海を描くことは、心を揺り動かされたさまざまなイマジネーションをカンバスに写し取ることであり、海から得た感動を私自身の創作でたくさんの人々に伝えたい、という私の素直な気持ちの表現です。 私の感動をたくさんの人々にも感じてもらうこと、そして幸せな気持ちになってもらうことが私の願いです。そしてそれが、自然や生き物たちへの愛情の原点となったり、環境保護への意識を高めるきっかけとなったなら、それ以上の喜びはありません。地球規模の環境の悪化や、地球温暖化は、昨日今日始まったことではありません。 ずっと以前から問題視され懸念されていたことですし、誰もがこのままではいけない、とずっと思い続けてきた問題だと思います。私も皆さんも同じです。今日から、できることを始めてみませんか。例えば、パソコンのスイッチをこまめに切る、それから始めてみませんか。今はまさにその時なのです。私と力を合わせて地球温暖化をストップしましょう!!



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